静かに流れる時
全てが止まってしまったかのように
動けない
暇と感じる
いつまでこれが続くのだろうかと感じる
このままで大丈夫かと感じる
少しの焦り
少しの不安
少しの戸惑い
でも大丈夫だとも感じる
そんな時は
『胎』の時かも
すべてを育み、創造する時は
今までと違い、思ったように動けない
自分の中で大きな育みが行われている時期
ゼロからの育みの場合はより一層大きく感じる
ゼロからイチを産み出す創造
私たち女性は子宮という胎児を育む肉体の器官としての役割を持っている
そこは子どもを育む場のみならず、自らのそして他者の創造へとも関与する
何億もの精子が卵子めがけて進んできて、受け入れられるのはただ一つ
そう消失、取り込まれる
受精の瞬間、卵子の周りは金色に輝く
祝福以外のなにものでもないのだろう
たとえ学術的器官がなかったとしても、それは問題ない、そこにエネルギーが意識があるのだから
無から
ゼロから
次の段階に進む時は
一度形は消えるのかもしれない
そしてどんなにあがいても
それは人間の領域を超えた世界
意識・意図だけ
その意識・意図が大きなものを
偉大なものを作り出す
産み出す時まで
ゆっくり育もう
その時々を感じながら
この育む時間はいっときなのだから
感じたらいい
そこに触れる叡智は無限
優しさと受容と寛容と…
ありがたさと