mariarose1221’s blog

北海道伊達市の母子サポートサロンmariarose ☆ Aroma &Herb ROSEMARY主催

アフリカ☆

今この本を読んでいます

なんだか最近、いろんなことを思い出して

その時の思いが蘇ってきます

ふと思い出して、購入

 

20代の頃に

この本の徳永さんのいらっしゃるアフリカで2ヶ月ほど研修させていただきました。

エイズの患者さんのためのNPO

 

看護師になって最初の勤務場所が産婦人科と小児科の混合病棟

内科とか外科を希望していたのに、全く違う場所でした。

でも働き始めて、看護師は天職と思うほどに毎日が楽しくて。

ずっと仕事していられる。

 

でも満ち足りた中でも、何か欠けてる

生きるために仕事をしたいと思うように

 

まずは3年

3年経ったら、何か看護師としてその先を考えてみようと

3年経ったある日、新聞読んでいたら

青年海外協力隊の広告が。

これだ!って思って

受験に向けて準備することに

ちょうどその頃、病棟も移動になって外科へ

 

仕事と並行して英会話を習いに通う

青年海外協力隊の募集のための講演会と案内のところにも行って、行く気満々

着々と進んで

試験も受かり、赴任地も決まった

 

この頃『子どもは幸せでなければならない』と

それだけを思っていました

看護師一年目にして、小児科では生きることのできなかった生命とも向き合っていたので

その気持ちだけだったかな

 

だから赴任地もこどもの病院を希望して

 

あとは行くだけ

という時に

予想外の出来事があって

いけなくなりました。

 

マインドコントロールを受けたんですね。

ある意味の洗脳

恐れを植え付けられたという感じから始まって

一つの正しいとされる道しかなくて

わたしの自由意思は既になくなってしまいました。

(このことに関しては言語化すると、かなり難しいことなので、ここではお伝えできませんが)

 

 

そこから自分が解き放たれ、自分自身に戻った時、

ずっと夢だった海外での看護師の仕事ができなかった!という想いが強くて、これは恨みになる…と思って、看護師をしながら海外に行くにはどうしたら良いか、そればかりを考えてました。

 

そんな時にお世話になっていたフランス人の神父さんたちから紹介されたのが、徳永さんのところでした。

 

わたしにとっては研修ではあったけれど、リハビリに近かった気がします

頭を元に戻す!心を取り戻す!

そして

ここでお産を見たのです

日本では助産には興味がなくて

アフリカでは自分で産んでいく

そんな姿を見たんですね

『ここでは手は出さないで、腰をさすったりケアをするとお産がこじれるから』って

日本とは真逆

 

痛そうな顔をしている産婦を見ながら助産師は笑ってる

まだまだ産まれないねって

だから産婦は座ったり、歩いたり、自分でセルフケアしてる

ある意味本能を使ってるんです

 

もちろん分娩の時は介助していました。

行ったところはもちろん医療機器も日本ほどには整備されていないけれど、ベテラン助産師がいるのです

 

そんな姿を見て

自然であるっていうことは、素晴らしい

と思ったのが、助産師を目指すきっかけとなりました

 

さぞアフリカでの経験が良かったのですね

と思われるかもしれませんが

実は大変だった

いろんな日本人と関わることも大変でした

いろんなことに衝撃を受けて、自分の未熟さも突きつけられるし、何もできないし、失敗ばっかりするし

挫折した感ばかりで帰国

 

でも思い出すのは子どもたち

やせ細った子どもたちだけど、抱っこしたりして過ごすのが本当に楽しかった

子どもたちは目がキラキラで病院に来ていない子は元気いっぱい!こっちが元気もらう!

生きてるってこういうことなんだな…って思うことがたくさんあった

 

 

そして赤土

 

寝る部屋の前にはガードマンが待機して寝てくれていた(銃も所持していたかな、ナイフだけだったかな)外国人のところは狙われやすかったのです

 

そして帰国して半年準備して助産師学校へ入学

するのでした

 

 

そう、ここのところ子どもたちがキーワードでなんです

いろんな想いを確かめてる感覚です

 

…ということで、またわたしの記録